技術情報

全空気式輻射冷暖房空調システム

通常使われている空調方式は室内の空気自体を冷却(冷房温度:24℃)または加熱(暖房温度:22℃)して冷暖房を行う空気対流式ですが、この空調システムは、床面からの冷・温輻射エネルギーにより天井・壁・家具などの物体や人体に吸収されて熱として作用させる方式で、暖房時や冷房時の室内の空気温度を設定温度より3~4℃軽減しても、設定温度と同じ体感温度(効果温度)が得られます。

つまり、事務室の暖房温度を22℃にしようとするならば、床面温度を29~30℃程度にすることで、室内空気の温度を18~19℃まで抑えても22℃の体感温度が、逆に冷房時には、冷房温度(24℃)より高い室内温度(27~28℃)にしても24℃の体感温度が得られ、空調機と室内の循環空気量を軽減できるため、30%以上の空調エネルギーを低減できるのです。

システム概要図(暖房)